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お腹のあかちゃんが大きくなることによる足の筋肉の負担

もっとも多い原因はお腹のあかちゃんが大きくなることによる足の筋肉の負担です。お腹が大きくなると、歩き方や姿勢など筋肉の使い方が変わり、それが原因で下半身の圧迫による血行不良、筋肉疲労が起こって足がつるのです。
骨盤の歪み、ゆるみも原因になります。赤ちゃんが大きくなるにつれ、母親の骨盤が内側から広げられて骨盤がゆるむようになり、足の筋肉が伸ばされます。それ元に戻そうと筋肉が急激に収縮する動きによって足がつります。
運動不足も原因の1つです。妊娠中はお腹の赤ちゃんのことを考えると行動が制限されるので、運動不足になりやすく、血行が悪くなりやすくなります。運動不足による筋肉量の減少、血行不良による足の筋肉の硬直により、足がつりやすくなるのです。
その他、栄養不足も原因になります。妊娠中はお腹の赤ちゃんの成長に必要なカルシウムが母体から赤ちゃんへ優先的に送られてしまうので、栄養不足になりがちです。通常、成人女性が1日に600mgのカルシウムを必要とするところを、妊婦は1.5倍の900mg必要と言われています。栄養不足の結果、カラダのバランスが崩れて、筋肉に異常をきたし、足がつりやすい状態になってしまうのです。
・食生活の見直し
妊婦は栄養不足になりやすいので、カルシウムやマグネシウムなどミネラル類を摂取しましょう。カルシウムやマグネシウムが豊富な牛乳や乳製品、イワシやサバなどの魚、ひじき、わかめなどの海藻類などを多めに摂取するようにしましょう。
このとき、一緒に野菜やビタミン類を摂取することも忘れてはいけません。野菜やビタミン類は、ミネラルの吸収を高める働きをしてくれます。ただ必要な栄養素をとるだけでなく、如何にそれをカラダに吸収させるかを考えるのもポイントです。
・足を温かくする
足を温めて血流を促進させることが、足のつりの予防につながります。お風呂で半身浴をしたり、体が温まる食事(生姜やシナモンなど)をとったりして、足を温めましょう。
・骨盤ベルトを使用する
骨盤ベルトを使用して骨盤を正しい位置に戻してあげることが、足がつることの予防につながります。骨盤ベルトは妊娠線の予防や産後の骨盤ケアにもつながります。
・ストレッチをする
運動不足、筋肉量の減少は足がつる原因になるので、予防するには適度な運動が必要です。
ウォーキングをして解消するのもよいですが、ちょっとした時間でできるストレッチも効果的です。
●太腿のストレッチ
足を大きく前後に開き、後ろ足を床につけて、前足のひざを90度に曲げます。
両手は腰にそえます。
体重を真下にかけながら、後ろ足を伸ばして股関節を前後に開きます。このとき、カラダを床と垂直に保つことを意識してください。これを両足で行います。
●座って行うストレッチ
座って両足を前にそろえて伸ばします。このとき、両手をお尻の後ろの床につけます。